【これからお振袖選びをする方へ!】振袖の小物ってどんなもの?

こんにちは!谷屋呉服店の大嶺です。

暖かくて、春を感じられる日が多くなってきましたね。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はこれからお振袖選びをする方へ向けて、「お振袖の小物」についてご紹介させて頂きたいと思います。

帯揚げ、帯締め、重ね襟…全てお振袖のコーディネートに必要不可欠なものです。着付けをする面でも必要な物ですが、小物選びで振袖の印象は大きく変わります。

よくお嬢様から、「ほかの人と被らないコーディネートにしたい!」という声を聞きますが、小物の色の合わせ方で個性を出すことができます。

おしゃれなアイテムがたくさんありますので、選ぶのも楽しんで頂けるかと思います。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

①帯

着物に必要な小物として、一番最初に思いつくのが、「帯」だと思います。選ぶ色や柄によって、雰囲気も全く違うものになります。

かわいらしい雰囲気にしたい方は、振袖と同系色の帯を合わせてみましょう。色のトーンを合わせてパステルカラー同士で合わせると、柔らかい雰囲気に仕上がります。

華やかな雰囲気にしたい方は、金色の帯がおすすめです。暗い色の着物も金色の帯を合わせると、明るく豪華に見えます。

こちらのお嬢様は、黒の絞りのお着物に、ゴールドに赤の入った帯を合わせています。

髪飾りや草履、バッグの色みをあえて抑えていることで、赤が目立って見えますよね。

②刺しゅう半襟

振袖の下に着る「長襦袢」に縫い付ける襟で、本来は振袖が汚れるのを防ぐための役割があります。

お顔の一番近くにくるものになるので、お顔が明るく見えるものを選びましょう。

刺繍が豪華にあしらわれたものや、レース素材のもの、ラインストーンが付いたものなどがあります。

③重ね襟

振袖と半襟の間に挟む襟のことで、伊達襟とも呼ばれます。

着物の柄に使われている色を差し色として使うことで、着物を何枚も着ているような豪華な装いになります。

④帯揚げ

着物と帯の間に結ぶ布です。帯を支える帯枕をカバーする役割もあります。振袖の場合はあえて見えるように結ぶことが多くなっています。

どんな色を合わせるかで、挿し色となり、引き締まった印象を与えたり、華やかになったりします。

素材は「絞り」のものが定番で、ふんわりとボリュームを出す事ができます。その他にも、レース素材やちりめんなどがあります。

こちらのお嬢様は、帯揚げと重ね衿を鮮やかなピンクで統一しています。

白地にシルバーやパープルのモダンさに、ピンクで可愛らしさも取り入れられています。お顔周りもパッと明るく見えますね。

⑤帯締め

帯結びを固定するための紐です。

つまみ細工があしらわれたものや、パールが付いたものなどがございます。

帯締めを結ぶことで、着こなしのポイントになりますね。

帯締めを使って結ぶ、「飾り結び」は様々なアレンジがあるので、さらに華やかになります。

⑥草履・バック

草履とバッグはセットになっているものが多いです。

まず草履ですが、素材がエナメルのものは汚れにくく、帯地のものはより上品に見えます。

厚底のものや、かかとが高くなっているものもあります。

バッグは、成人式当日はずっと持っているもの。小物も最後の最後までこだわりたいですよね!お振袖に合わせた色味や柄を選びましょう。

振袖のコーディネートを決めるうえで、どんな役割を持つ小物なのか、意味も理解しておくと戶惑うことがありません。

同じ振袖だとしても、シックな雰囲気にも、可愛らしい雰囲気にもアレンジが可能です。

一生に一度の晴れ姿なので、細部にもこだわると、思い出がより一層より良いものになると思います。

谷屋呉服店では、振袖の品揃えはもちろん、小物もどんなお振袖にも合うように多数取り揃えております。

プロのスタッフがお嬢様が一番美しくみえるコーディネート作りのお手伝いをさせて頂きます。ぜひ一度ご来店下さいませ。

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